1-8インチライザー,スーパーバー
2-ミニスイッチ加工
3-ブラック、サンダーヘッダーマフラー
4-リヤローダウン
5-ホイール、エンジンペイント
6-ラペラ製ソロシート
1995年FXD,ダイナスーパーグライドを大きくカタチを崩さずに,ハーレー史の中でも名作と誉れ高い4速ショベルフレームを現在の技術で再現したダイナフレームの良さを活かしたライトカスタムです。
もちろんダイナフレームは4速ショベルフレームとはスタイルは似ていても,雰囲気は違いますが、エンジンもエボリューションに進化してより高性能になったので,フレームとデザイン的にもハイクォリティなレベルで融合したものになったのではないでしょうか。
カスタムのイメージで参考にしたのは,某一流ハーレー紙で一躍その名が広まったあのスタイルです。とりあえず、シックスモーターサイクルではその地の高名な戦国武将の名前を拝借して“正宗チョッパー”と名付けました。なんとなく変な感じがしないでもないんですが、これでいいのです。
閑話休題。
このスタイルには,やはり「走りを」イメージさせることが大切です。少しぐらいの荒れた路面や高速長距離移動,頻繁なゴー&ストップに音を上げるようなヤワなカスタムではいけません。決して上品でソフトな雰囲気ではなく,少しぐらい道を踏み外したぐらいのバカバカしさも必要です。
それを念頭において,このバイクに手を加えました。このようなノリが好きな人にはけっこうイイ線をいっているのではと自負しております。実際,このカタチは街中,郊外問わず,ライディングというものの楽しさが再認識できるカスタムです。



8インチライザーにスーパーバーハンドルのスタイル。
ブレーキマスターはカワサキのものを流用しています。
スイッチ類も小さなものを選びハンドルまわりをスッキリとしたイメージにしています。
走りを表現するために,ノーマルのメーターを再使用しているところもポイントです。
低く構えた雰囲気を出すためにリアをプログレシッブ製のショートサスでローダウン。
高性能と迫力のサウンドが楽しめる2in1のサンダーヘッダーマフラーはワイルドイメージでブラックペイント。
シートはマニアにはいまいち受けが悪いとされる,ラペラ製のソロタイプです。



スーパーグライドの特徴のひとつであるアルミ地のエンジンは,このタイプのカスタムのお約束で見せ場でもある,赤と黒のツートーンにペイント。
エアクリーナーは小さなメッシュタイプに変更。そのために目立つブリーザーパイプはあえて,見せるものとしてエンジンの間に通し,目立つように配置しました。
軽快感をイメージさせる9本ホイールもこのバイクのカッコ良さのポイントです。ホイールも赤くペイントされエッジ部分は元のアルミ地が見えるようにしてあります。
それに合わせて,アウターケースも黒くペイント。お遊びとしてジャバラのフォークブーツを装着しました。