これからどんどん寒くなるぞ! ミーティングVol.9 2005年9月18日〜19日
暑かった夏の余韻がまだ残る9月の中旬、第1回から懇意にさせてもらっている(第8回はズボラでサボリましたが)岡山は津山のローカルイベント「これからどんどん寒くなるぞ!ミーティング」に参加してきました。
主催の地職慎介氏は地元津山市内でケーキ店を営み、WLを駆る旧車乗りでもあります。人望があり彼を慕う友人も多く、人柄もとっても気さくで外見もかっぷくの良い中年の渋さ漂うナイスガイ、そんな彼のニックネームはストレートに「ケーキ屋さん」。食事の途中で出される手作りのケーキはとってもデリシャスで、これを楽しみにしている人も多いとか。
場所は津山インター近くの「美作の丘」という風車が印象的な小高い丘になります。内容的にはバンド参加や出店ブースが並ぶような派手なものではないのですが、参加者全員に景品が当たるビンゴゲームや隣接のレストランで焼肉食べ放題など、手作り的な心配りが感じられるミーティングです。
しかし、「これ寒」の神髄は友人はもちろんのこと、普段はあまり話をしたことがないような人とでもここに来れば独特の静かな雰囲気の影響か、主催者の人徳が為せる技か、本音でじっくりと腹を割った会話が自然とできるようになる場だということで、人と人とのコミニュケーションを深めるには最良のミーティングなんですね。ふとした出会いがあったとか、ちょっぴりタメになる話が出来たとか、なにがしかの小さな思い出を得ることができる楽しみがあります。

9時過ぎ、待ち合わせの中国自動車道「赤松パーキング」に集まる面々。完成して間もないパンヘッドとオーナーの竹本氏、初の長距離ランです。彼の友人の中川氏はこの時はノーマルのスプリンガーソフテイルだったのですが、この後すぐにチョッパーに乗り換えることに。余白 最近、仕事の量も増え有名になりつつあるピンストライパー「コンチネンタル」こと岩瀬氏。彼のFXRはシンプルなカッコ良さを追求したカスタムです。その横の赤いチョッパーに乗るのが彼の奥さんであります、通称「オバちゃん」です。写真では小さくてわかりませんがニックネーム通りの人です。

自慢のWLチョッパーに乗るシックスモータサイクルの番頭、西村氏。ヒゲぼうぼうの風貌のわりに、人一倍シャイなのでカメラを向けられると奇妙なポーズで間をごまかす癖があります。彼のWLにはこの後中途半端なトラブルが! 余白 赤いメタルフレークの渋いチョッパーに乗る金子氏。こう見えてもちゃんとした大阪市の公務員。今回は新築間もない一戸建て住宅に奥さんとかわいい子供たちを残しての参加です。通勤にはメタリックブルーのビックスクーターを駆るナイスダディ!

中央の白黒のボバーの前にいるのが私です。このアーリーショベル最近はケムリも目立つようになってきましたが、でもけっこう良く走るので、あまり気にしていません。ちょっとした現実逃避かな? 余白 暑苦しいオッサン連中。下地処理途中のままの外装がカッコ良いのか悪いのか解らないFLHは左の御仁、匿名希望の「前さん」のバイクです。彼も公務員だっていうんですから困ったもんだ。

こんな感じで我々は休憩が多いのと一度バイクを降りるとつい喋り込んで出発が遅れてしまいなかなか目的地に着きません。超スローペースな行程がシックスモーターサイクル流です。 余白 津山の手前の佐用インターで降り、出口すぐのボロい食堂で昼食タイム。いつも利用する食堂なのですが、注文してから料理が出てくるまでが遅くて有名で、ここで2時間くらい喰らいました。

途中、湯の郷温泉で汗を流したりしながら、やっと夕方近くになり目的地に着きました。良いですねぇ、「ハレー様」。ローカルならではのいいかげんさが微笑ましいです。 余白 バイクはテントサイト近くまで乗り入れが出来るので荷物の積み降ろしも楽です。おや、西村氏のWLのライトがありませんね?実は途中でステーのボルトが折れてしまったんです。

右の人物が主催者の「ケーキ屋さん」こと地職慎介氏。なかなか愛嬌のあるカワイイ、オジさんです。 余白 テントサイトはご覧のようにきっちりと刈り込まれた芝生で実に快適。これなら会話も弾もうというものです。

場所をレストランに移して焼肉食い放題。ここでもいろんな人との交流があります。左の人物は兵庫県でレザークラフト「トーチカ」を営んでいます。 余白 シックスモーターサイクルの面々も黙々とお肉を腹の中にかき込んでいきます。使用している焼肉のタレはここの特製でコクがありけっこう美味です。

そろそろアルコールも入りテンションも高くなってきました。中央のタンクトップの人物は大阪の48パン・ボバー乗りのTJ氏。昼間、琵琶湖で開催された旧車ミーティングから引き続きの参加ですが、明日仕事があるとかでそのまま帰りました。元気ですね。 余白 左写真の右端の人物のアップ。彼は通称「おやつ君」と呼ばれる地元津山在住のシックスモーターサイクル関係者ですが、まったく見苦しい写真ですな。優雅さのカケラもありません。まぁ、我々らしいといえばそうなんですが。

シンプルなパンヘッドカスタムを駆る小久保氏。彼のセンスは一流で車体から取れるものは取ってしまったような雰囲気があるカスタムはスバらしいですね。 余白 ハズレ無しのビンゴゲーム。普段はクジ運が無いとお嘆きの人もこれなら商品をゲットできます。ちなみに私は76ユノカルのアッシュトレイを頂きました。

真夜中まで語り明かしてみんな寝不足気味ながら、まったりとした朝の空気の中、充実感に満たされた気持ちで朝飯を食べる風景。 余白 さて、ライトが無いので日が暮れる前に大阪に帰らなければいけないので早めに出発します。おつかれさまでした。